ホックの種類を使い分ける
BLOG Hook type
ホックは、バネホック・ジャンパーホック・マグネットホック...など様々な種類と大きさが沢山あります。使い方としてはよく、鞄の中身が飛び出さないように使用したり、財布が広がらないように。など様々なシーンで幅広くホックは使用されています。
鞄や財布の顔となるホック
ホックの使い方に工夫を施しています。
マグネットホックの縫製
磁石の力を利用して固定してくれるマグネットホックは開閉が便利でよく使用されています。マグネットに厚みを薄く漉いた革を載せて、モデラーと言われる道具を使ってマグネットの形を浮き出させます。その浮き出したマグネットと裏と表を固定する為に、マグネットに沿って縫製するのですが、綺麗に縫製する作業が非常に難しく、職人の技となっています。
ホックを革で包む「くるみホック」
鞄や財布の顔となる部分にホックを使う際に、ホックが主張せず統一感を出したいときに使われる「クルミホック」は薄く漉いた革を丸く裁断し、周りをさらに包丁で薄く漉いていきます。その革を丸い穴に置きホックを入れ、てるてる坊主のようにして綺麗に包んでいきます。手間のかかる作業ですが、全体の雰囲気をお洒落に引き立ててくれます。